戦艦三笠 続き

前回の戦艦三笠のつづき。
甲板の下の部屋では、日露戦争に関わる沢山のものが展示されてました。



これは旅順陥落後、乃木大将がロシアのステッセル中将と一緒に撮った写真。
乃木大将が敗軍のロシアの将にも滞剣を許したという事で、日本の武士道が世界から称賛された有名な写真。




三笠で指揮をとる東郷平八郎。右の下を向いて本を見ているのが秋山真之。左の望遠鏡を持っているのが加藤友三郎
加藤友三郎はのちに内閣総理大臣になってるんですね。




副砲15センチ砲を操作する兵士の人形。この砲を操作するのに10名も必要とのことでした。




指令長官室。きれですが思ったより狭いです。東郷さんここにいたんですね。





調理場に風呂場。明治のモダンな造りになってます。





ここは船尾近くの2室。高級ホテルを思わせるようなきれいな部屋でした。
ここで大事な会議などが行われてたのでしょうか?


それと、艦内にはそこそこ大きいシアターがあり、そこで映画を上映してました。(15分くらい)
それは東映日本海海戦 海ゆかば」という映画を抜粋して作ったものでした。
また映画に出ている俳優人が結構豪華。
三船敏郎丹波哲郎伊東四郎沖田浩之佐藤浩市宅間伸ガッツ石松・ナレーター仲代達矢・・・と層々たるキャストでした。
ちょっと古いけど、戦争映画好きの人にはお勧めです。



という事で、坂の上の雲 を読んで以来ずっと夢だった戦艦三笠を見に行く事が出来ました。
今度は三笠のプラモでも作ろうかな。