イギリスEU単一市場からの脱退
17日、イギリスのメイ首相がEU単一市場からの脱退を表明した。
さすが大英帝国。この決断は今後のイギリスにとってとても良い決断だったと思う。
移民問題(国民主権)の解決をとり、経済(グローバリズム)をはねつけたこの行動には敬意を表します。
関税なんて通貨の下落で吹き飛んじゃうしね。
これで困ったのはドイツ。このままイギリスをすんなり脱退させてしまうと、他の国にも飛び火しかねない。
かといってイギリスをのけ者にする事も出来ず…。(イギリスからも貿易黒字で儲けてますしね)
自国に大量の移民が流入し、EUというドイツにとって完璧ともいえる経済ブロックが崩壊しつつある中、
今後のドイツはどうなるのか? 正直厳しいだろうなぁ。
参議院選挙の結果について
7/10に行われた参議院選挙。
自民党57議席(選挙後無所属の2名入党含む)、公明党14議席、維新7議席。
う〜ん、、正直自民党が思ったほど伸びなかったかな。
特に東北。
結果1勝4敗。
勝ったのは秋田のみ。
これはTPPによる農協離れが原因だろう。
それに民進党との競り負けるところも多かった。
北海道・三重・大分・長野・山梨など、結局民進党にやられてしまった。
この結果を見ると、野党共闘が一定の成果を上げたんだろう。
但し自民党は参議院でも単独過半数を確保。
自民・公明・維新・こころ で2/3の議員数を確保。
これで憲法改正の道が開かれたわけである。
衆・参ともに2/3をとることはまさに奇跡。特に中選挙区の参議院は難しい。
この千載一遇のチャンスをどのように生かすのか、安倍政権の手腕が問われるところであろう。
9条にこだわらず、他の条項から変えていく方が良いのではないか。
次回の参議院選挙後は間違いなく2/3を下回るので、猶予は長くて3年ですね。
それと気になるのは補正予算。
これまでまっっったく見向きもしなかった補正予算にやっと着目した安倍政権。
秋の臨時国会でどれだけの規模の予算が組まれるか。ここに期待です。
恐らく10兆円位だと思いますが、15兆円組まれたらかなり経済効果が上がるでしょう。
それと内容、出来ればバラマキだけではなく、インフラ整備・介護医療分野への投資など、きちんと精査してほしい。
そうしないと1回限りの予算で終わってしまいそうだ。
それにしても安倍首相はリフレ政策だけでは限界だと認識したのかな?
とにかく、少しずついい方向に進み始めた安倍政権。
このチャンスを是非掴み取ってもらいたい。
もし出来なかったら…、その時が安倍政権の終わりになるかもしれない。
日銀のマイナス金利
日銀が金融緩和第3弾として、初のマイナス金利を発表しました。
はたしてこれは効果があるのか?
2つの意見に分かれました。
①効果が無い論
マイナス金利にしても、日本の景気が悪ければ企業も設備投資などせず、
銀行がどんなに安い金利を出してもお金を借りる企業は出てこないだろう。
逆に銀行は海外の国債等を購入してしまい、お金が海外に流れてしまうのではないか。
②効果が有る論
日銀当座に眠るお金は約250兆円。今まではここに0.1%の金利が付いていた。その金額約2500億円。
これがあるから銀行は本気になって企業への融資を行わなかった。ただこの当座につくはずの金利が
今後マイナスになるのであれば、銀行も本気になって融資先を探さざるおえないだろう。
う〜ん。はたしてどっちに転ぶのか。
わからん。
ユーチューブに面白い動画がありました。
残り10分辺りからマイナス金利について話してます。