参議院選挙の結果について

7/10に行われた参議院選挙。
自民党57議席(選挙後無所属の2名入党含む)、公明党14議席、維新7議席
う〜ん、、正直自民党が思ったほど伸びなかったかな。



特に東北。
結果1勝4敗。
勝ったのは秋田のみ。
これはTPPによる農協離れが原因だろう。


それに民進党との競り負けるところも多かった。
北海道・三重・大分・長野・山梨など、結局民進党にやられてしまった。
この結果を見ると、野党共闘が一定の成果を上げたんだろう。


但し自民党参議院でも単独過半数を確保。
自民・公明・維新・こころ で2/3の議員数を確保。
これで憲法改正の道が開かれたわけである。


衆・参ともに2/3をとることはまさに奇跡。特に中選挙区参議院は難しい。
この千載一遇のチャンスをどのように生かすのか、安倍政権の手腕が問われるところであろう。
9条にこだわらず、他の条項から変えていく方が良いのではないか。
次回の参議院選挙後は間違いなく2/3を下回るので、猶予は長くて3年ですね。


それと気になるのは補正予算
これまでまっっったく見向きもしなかった補正予算にやっと着目した安倍政権。
秋の臨時国会でどれだけの規模の予算が組まれるか。ここに期待です。
恐らく10兆円位だと思いますが、15兆円組まれたらかなり経済効果が上がるでしょう。
それと内容、出来ればバラマキだけではなく、インフラ整備・介護医療分野への投資など、きちんと精査してほしい。
そうしないと1回限りの予算で終わってしまいそうだ。
それにしても安倍首相はリフレ政策だけでは限界だと認識したのかな?


とにかく、少しずついい方向に進み始めた安倍政権。
このチャンスを是非掴み取ってもらいたい。
もし出来なかったら…、その時が安倍政権の終わりになるかもしれない。